2014年3月2日日曜日

第六番 大慈寺

第六番 寺の下 大慈寺 (だいじじ) 十一面観世音

現住所 盛岡市大慈寺町5-6



御詠歌 たづねても 汲めや福聚(ふくじゅ)の 山清水 大慈大悲の 深きみたらし

 毎年五月十七日の例大祭にだけ御開帳となる十一面観音は、もと大慈寺の下寺である高禅寺に祀られていたもの。
 御本尊は桓武天皇の勅願により僧行基の彫った作と伝えられ見事な尊像。
 あいにく観音様の由来を示す史料は何ひとつ残っていないが、東奥羽札所第十番になっていることもあり、地域のお年寄りや、朱印帳持参の札所まわりの人たちの間に根強い信仰がある。



 元紫波郡手代森の高禅寺に祀られていたもので、高禅寺の廃寺と共に大慈寺に移された。 現在本堂の本尊左脇に祀られている。 高禅寺の御本尊は、高寺観音と言われ、安永年間(1770年代)の記録では東奥三十三観音の十番札所にあたり由緒有るのもで、云い伝えでは僧行基の作という。

・関連 高禅寺


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・2014/08/30 写真追加 大慈寺 写真

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