2014年3月29日土曜日

第三十番 千手院

第三十番 寺の下 千手院 (せんじゅいん) 千手観世音

現住所 盛岡市鉈屋町1-24

御詠歌 千よろづの 御手(みて)に引かれて いと易く 弥陀(みだ)の浄土へ ご念即生(ねんそくしょう)

 千手院には、俗に山岸阿弥陀堂と称される西光院が合併されている。 慈覚大師の開基、奥州藤原三代秀衡公建立伝承の古刹であったが、荒廃のため(昭和五十九年当時の)七~八年前に観世音など合祀、三十番札所である。



 天台宗で、平泉の中尊寺の栄えし頃に山岸小学校の校庭一帯に本堂や松寺が数寺あった由。 その後、中津川の水害や町内の火災にあい、その復興がならず、仮に阿弥陀堂を現在地に建立せるのみで、復興せず。 馬頭観世音の石碑や記念碑があり、檀家なく、さびれているが観世音造りの御堂がある。 観世音の外に仏像が数体保存されている。
 現在は、阿弥陀如来坐像や観音像など千手院に合祀し、千手院が、五番札所と三十番札所を兼ねている。


・関連 西光院


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・2014/09/04 写真追加 千手院 写真

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