2014年3月11日火曜日

第十五番 浅草観世音堂

第十五番 新田町 浅草観世音堂 (あさくさかんのんどう) 浅草観世音

現住所 盛岡市夕顔瀬町9-2



御詠歌 深かりし 罪のむくゐを 浅草の うつされにけり 慈悲の菩薩に

 以前は新田町といったが現在は市内夕顔瀬町九号二番に金龍山浅草観音堂がある。 浅草観音又は金龍観音ともいうが聖観世音である。 もと厨川の天昌寺の末寺といい、昭和二年(1927年)国鉄山田線の鉄道工事請負者鹿島建設樋口氏が御堂を修築し新しく石の鳥居を寄造し、御本尊も新しく東京浅草の金龍山浅草寺よりお迎えし立派に再建されたという事である。



 厨川天昌寺の松寺として欧州大戦後は一時衰微した。 昭和二年(1927年)に鹿島建設の工事請負者の樋口氏が本堂を修築するとともに石鳥居を寄進し、当時の永祥院の住職に頼み、東京浅草の浅草寺より御本尊を現在地に勧進したものである。 馬頭観世音の碑が二つもある。


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・2014/07/25 写真追加 浅草観世音堂 写真

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