2014年3月20日木曜日

第二十二番 清養院

第二十二番 三ツ割 清養院 (せいよういん) 聖観世音

現住所 盛岡市名須川町7-1



御詠歌 火の守り 軽羅(けいら)の身をば 現すも 大慈大悲の 誓ひなるらむ

 曹洞宗宝鏡山清養院境内の山門を入って、右手にある秋葉権現堂に安置されている。 昔城下町であった頃上田門前町に東顕寺第二世天蓑舜賀和尚によって開創され、後に長享元年(1487年)に移転建立された。 又に宮沢賢治が学生時代に下宿したともいわれる。 観音様は聖観世音菩薩の木彫立像で丈約三十九糎(cm)台座はなく厨子入りで総高さは六十三糎(cm)ばかり。 極彩色の美しい御仏で火伏で有名。



 寺門の右側のコンクリートの立派なお社が秋葉権現堂で、その中に木像の立像で、丈三十九糎(cm)程の聖観世音が秋葉三尺大権現と並んで祀られてる。 どちらかと言えば観音様より秋葉三尺大権現の方が火伏の鎮守としてよく知られている。 夏祭りは七月八日。 法然上人に縁故のあるお観音様らしい。

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