2014年3月26日水曜日

第二十七番 報恩寺

第二十七番 松坂 報恩寺 (ほうおんじ) 十一面観世音

現住所 盛岡市名須川町31-5



御詠歌 大慈悲の 色も常磐(ときわ)の 松坂に いつか御恩の 報ひまつらむ

 曹洞宗瑞鳩峰山報恩寺は、約六百余年前南部第十三代守行公を開基とし、香積寺五世通山長徹和尚が陸奥糠部郡三戸村に創建した由緒あるお寺で、新都建設に伴い、盛岡に移された。 昭和三十五年(1960年)の近火によって御本尊は持ちだしたものの、第二十七番の聖観世音様や寺宝の三十三観世音は焼失。 三十三観音様のうち十一面観音様ですが、木彫立像で丈五十六糎(cm)、台座共総高は約八十四糎(cm)。



 かつて書院に一尺八寸の聖観世音安置さる。 五百羅漢が有名、本堂は観音堂様式である。
昭和三十五年(1960年)の類焼でこの二十七番の聖観世音は消失し、現在そのとき被害を免れた十一面観世音が、二十七番観音となっている。 丈五十六糎(cm)、台座を含め八十四糎(cm)程の木彫の立仏像である。


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・2014/10/06 写真追加 報恩寺 写真

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