2014年3月5日水曜日

第九番 小山観音堂

第九番 小山 法蔵院小山観音堂 (ほうぞういんおやまかんのんどう) 小山観世音

現在地 盛岡市東山一丁目4-2




御詠歌 いと高き 法(のり)の御身(おんみ)を つつましく 小山の里に かげをどどむる

 普通には小山の観音様といわれ、市内川目九地割の中野山法蔵院小山観音堂に安置されている。 聖観世音菩薩で木彫立像。 丈は十八糎(cm)ばかり厨子入台座共総高四十六糎(cm)の御仏でございます。 この観音像は新庄観音様と対になっていて悲しい姉妹の伝説があります。 姉の方の一体が小山観音として祭られ、妹の方の一体は新庄観音として祭られてる。



 景勝の地であり、明治維新前は岩山元(ママ)観世音と称していたが、明治の初期に現在地に移った。 その後御本尊は吉田庄一氏(当時七代目)の邸宅にあったが、火災で焼失し、寺の下の祇陀寺から本尊を迎えて現在にいたる。 伝説では市内加賀野に美しい姉妹があり、妹は新庄観世音に、姉が小山観世音にまつられている由。


 ****

・2014/06/28 写真追加 第九番 小山観音堂 写真

0 件のコメント:

コメントを投稿