2014年3月4日火曜日

第八番 祇陀寺

第八番 寺の下 祇陀寺 (ぎだじ) 十一面観世音

現住所 大慈寺町3-16



御詠歌 土石まで 仏になせき 宗龍寺 まして御法(みのり)に 心ある人

 御尊像は十一面観音。 この観音様は以前松尾前の元宗龍寺にあった仏様といわれる。 今は宗龍寺の本寺清瀧山祇陀寺の本殿に安置されている。 宗龍寺跡には、祇陀寺第十四世で宗龍寺第五世を兼ねていた廓岩天然和尚の初願で建立された、南部藩大飢餓死者供養のため五智如来と十六羅漢の二十一体の巨石仏が残っており有名。 現在は羅漢公園として子供達の遊び場となっている。


古来、宗龍寺は十六羅漢様として市民に親しまれていたが、明治十七年(1884年)の河南大火で堂宇を焼失し、その後市の都市計画により街路となり、現在は羅漢公園となっている。 宗龍寺十一面観音は三浦先住職が親寺の祇陀寺に保管を依頼され、現在本堂脇の仏殿に祀られている。 本尊は木像で台座共に一尺五寸の坐像である。


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