2014年3月8日土曜日

第十二番 長松寺

第十二番 仙北町 長松寺 (ちょうしょうじ) 千手観世音

現住所 盛岡市仙北町2-11-26




御詠歌 後の世を 頼む心の 目冴えて よろづの峰に かかる雲なし

 長松寺は大正十三年(1924年)頃迄は、仙北町の横道にあり、当時境内の観世音堂には千手観音と秋葉権現三尺坊が併置されていて、火を司る秋葉さんとして有名である。 現在は位牌堂に千住観世音として安置されている。



 長松寺は大正十三年(1924年)頃迄は、仙北町の横道にあり、当時境内の観世音堂には千手観音と秋葉権現三尺坊が併置されていて、火を司る秋葉さんとして有名である。 仙北町に移ってからは、益々秋葉さんとしてのみ世人に知られ、現在観音堂には、秋葉権現三尺坊が祀られ、千手観世音は位牌堂地下の観音殿に祀られている。
 また天保の大飢饉で餓死した人々の供養のため、祇陀寺十四世天然和尚の遺志を継ぎ、当時十三世泰恩和尚が、宗龍寺境内に五智如来と十六羅漢の巨大な石像を十三年の歳月を要して建立したのは有名である。 墓地にある大石仏は試し彫りした名残である。

0 件のコメント:

コメントを投稿