2014年3月7日金曜日

第十一番 円光寺

第十一番 万日 円光寺 (えんこうじ) 生目観世音

現住所 盛岡市南大通三丁目11-49




御詠歌 紫の 雲間を分けて まどかなる 光りをみせむ 知恵のいきめに

 第三十一世南部藩主信恩公の御母君慈恩院様が元禄十六年(1703年)六月十八日に切支丹(キリシタン)として処刑された両親兄弟の菩薩のため円光寺境内に観音堂を建立され聖観世音を祭られ追善供養をなさいました。 御尊像は悪七兵工景清の持仏で日向の延岡より遷座になったと伝えられ、特に眼病に霊験あらたかであり生目観音と申されています。



 元禄十六年(1703年)南部信恩(のぶおき)公御生母慈恩殿(おれん殿)の御願いで、寺領五十石を賜う。 かつてお蓮の方の両親はキリシタン二兄弟と共に処刑され、その菩堤を弔うため間口二間半奥行二間の観世音道を建立する。 後、生目観世音として眼病に霊験あらたかである。 悪七兵衛景清の持仏なりという。 毎年七月十六日に祭典を行うとあり。

0 件のコメント:

コメントを投稿