2014年3月17日月曜日

第二十番 源勝寺

第二十番 那須川 源勝寺 (げんしょうじ) 聖観世音

現住所 盛岡市北山1-13-5



御詠歌 よろづよも 大慈の流れ たえぬべき その源(みなもと)の 勝れたるにぞ

 曹洞宗円峰山源勝寺の境内山門を入って右手にある志和稲荷神社の御本尊はこの観音様でございます。 県内における仏像中、一番古いといわてる白鳳仏で国の重要美術品に指定され、金銅仏で御丈二十七糎(cm)五の聖観世音菩薩立像、台座と御足の一部に削り取られた欠落があります。 豊かな表情と柔和清楚なお姿は、日本古仏中の逸品と拝されています。



 飛鳥時代に作られた丈一尺二寸の金銅仏立像で、紫波郡志和村の志和稲荷の御堂に鎮座して志和観世音として信仰の厚かったのを、日詰の金子氏が当寺祈願所に奉納したものである。 岩手県の古仏像中最古の仏像で、昭和十九年(1944年)七月国の指定重要美術品となっている。 現在は書院に安置されている。


※ 銅造観音菩薩立像(どうぞうかんのんぼさつりゅうぞう)
 平成二十一年(2009年)七月十日 国指定重要文化財(有形文化財・美術品・彫刻)に指定

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