2014年3月21日金曜日

第二十三番 光台寺

第二十三番 三ツ割 光台寺 (こうだいじ) 聖観世音

現住所 盛岡市名須川町8-4



御詠歌 もろもろの 宝の山を 登り来て 光るうてなに 法(のり)の道かな

 聖観世音菩薩は光台寺の山門に向かって右側の観音堂に安置。 木彫立像で御丈九十糎(cm)ばかり台座共総高さは約百三十糎(cm)で非常に美しい御仏様で、昔城下町であった頃、葺手町の三明院近くに後に廃寺になりましたが、浄土宗頓証山菩薩院という寺があり、其処に安置されていたのはこの観音様であったと伝えられています。



 聖観世音は、丈九十糎(cm)程の木彫の美しい立像で、かつて葺手町の三明院近くにあった浄土宗頓証山菩薩院に安置されていたものといわれている。 現在、本堂正面の阿弥陀如来の脇侍として祀られている。
 当寺には二十七代利直公の奥方(蒲生氏郷(がもううじさと)の養妹於武(おむ)の方)の霊廟があり、むかで姫伝説でも知られる。 むかで姫伝説は、於武の方が出た蒲生家の祖が、「むかで退治」で有名な俵藤太秀郷(わわらどうたひでさと)であることに因む。 伝説によると光台寺に葬られた於武の方の霊廟の近くに、俵藤太に射られたむかでの怨霊が夜な夜な出て悪さをし、色々手を打ったが収まらず、時の住職が一躰の仏像を刻み墓前に安置し、供養をしてようやく鎮めたという。

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